青空スポーツ新聞 ドリームスレポート特集号

今シーズンも残すところも後僅か、終盤戦に向けて各選手達の調子はどうなのかファンの気になるところ。
そこで、これまでの公式記録から成績表を集計し、青スポ編集部の独断と偏見で、チームや選手達のレポートを特集してお届けします。
これを読んでシーズン後半での、選手達の活躍に期待しよう!
尚、成績表は、公式記録が残されている7月11日以降の4試合から集計されたものとなっています。また守備関連の成績は10月10日ワーナー戦を除いた3試合の成績を対象としているのでご了承下さい。

青空ドリームス 成績表

ここまで、4戦して僅か1勝のドリームス。夏場には、大人のプレーを連発し生まれ変わったのか?と一瞬思えたものの、単なる思い違いだったのは記憶に新しいところ。
それらを示すように、防御率は4.79に対して、失点率が7.74と開きがあり、やはり失点にエラーが絡んでいることをデータが物語っている。ただし、1試合辺りの失策率は3.33個と、それほど多い数字ではないことから、走者を得点圏においてのタイムリーエラーが大きく響いているようだ。

一方打撃に関しては、得点効率の悪さが目に付く。打率5割前後を打つ好調なバッターがいる一方で、1割台に低迷している選手も数多く、チーム内での好不調の差が、そのまま打線の繋がりを欠く結果となり、得点力不足の原因になっていると考えられる。
今後、勝利の美酒にありつくためにも、走者を置いた際の守備で無駄な失点を減らし、打撃不振に陥っている選手達の復調を期待したい。
続いて、打撃成績順に各選手を見てみよう。

■小河原
長打力にやや陰りが見えてきたものの、打撃主要部門に名を連ねる安定感は相変わらず。ただし年齢から来る衰えなのか、マウンド上で心が折れやすくなってきており、その拠り所を青空ブログに見出そうとしているのが、なんだか切ない。koga
いずれにせよ、彼の活躍する姿は、若手が伸び悩むチーム事情を表すことでもあり、脅かす若手の台頭が待たれる。

■古賀
ケガによる出遅れが心配されたが、文字通りヒットマンとして充分な成績をここまで残している。熟女好き同様、意外にストライクゾーンが広く、コースを外れたボールも、国道16号線で培った巧みなバットコントロールで、確実にヒットを稼いでいる。
かつてのサヨナラ男、MVP選手もそろそろ中堅に差し掛かり、鉄砲玉から若頭への脱皮の時期を迎えようとしている。

inamura■稲村
赤堀の長期離脱の間に正捕手として急成長。今シーズンの活躍には目を見張るものがある。特にシーズン序盤での打撃は素晴らしいものがあり、ここ最近では4番打者に抜擢。しかしながら4番に座ってからは、まだヒットを放っておらず、プレッシャーとなっているようだ。
とはいえ、日頃の角田から受けているプレッシャーに比べれば、さしたる苦には値しないことから、そろそろ調子を取り戻して欲しいところ。
新たな4番打者の誕生となるのか、残された試合でその真価が問われることに。shimotashiro

■下田代
腹ペコ本部長の異名を取り、今シーズン頭角を現してきた選手。チーム随一の獰猛さで、メールですら逃さず、すばやい反応を見せる。
まるで飢えを凌ぐかのように、ハンコを押す回数よりもバットを振り、残業時間よりもバッティングセンターで過ごしてきた日々が、見事に花開こうしている。
日増しにチームでの存在感を増しており、次戦からユニフォームも新調してkakuta臨めることで、より凶暴になる恐れも。果たしてクリーンナップの一角を飲み込んでしまうのか、今後要注目の選手だ。

■角田
昨シーズンから外野へのコンバートも成功し、存在感溢れるプレーを連発。ただし打撃の方は1割台と低迷している。先日の試合で足の故障も発生しており、もち肌とはいえ、年齢的な衰えは隠せないのか。
とはいえ、チーム最多の3打点をしっかり稼ぎ、帳尻を合わせるあたりはさすが千両役者。
アフターファイブから、己の限界に挑戦するハードなトレーニングを日々重ねており、そのたゆまぬ姿勢には、ナインの誰もが脱帽するほどだ。ihashi

■伊橋
今シーズン、楠見のスカウトにより即戦力と期待されて入団。高齢化が進むチームにとっては貴重な存在であるが、意気込みとは裏腹に思うような成績が今ひとつ残せていない。特umegawaに前回の初登板では、緊張のあまり我を失い、チェリーボーイ並みの投球を披露してしまった。一本勃ちするまでには、もうしばらく時間がかかりそうだ。

■梅川
今やすっかりエースと呼ぶに相応しい、弱投チームにとっては欠かせない選手に成長。特に今シーズンは、低めの制球力が安定しており粘りのピッチングが出来るようになった。恐らく、新婚モードを卒業し、家庭内で培かわれた経験が、粘りの源になっているのではとみられている。
打撃に精細を欠いているところは、致し方のないところか。oshima
夫の務めをはたすべく、ベンチ裏から熱い視線を浴びている限りは、粘りの投球を見せ続けてくれそうだ。

■大島
ボクシング漫画の幕之内一歩の如く、釣り船トレーニングの導入により、今シーズンの活躍が期待されていたが、ここまでチームワーストの4三振と、むしろ釣りバカ日誌のハマちゃん化が、フィジカル面を中心に進んでいる様子。ユニフォームのATフィールドの突破も、もはや時間の問題であり、暴飲暴食モードへの突入が懸念されている。
特に内角球の対応の遅れや、走力の低下が目立ってきており、体のキレを取り戻して欲しいところ。かつてのように、大きいモノを披露していた竿師の復活を望む声は大きい。

kubota■久保田
これまで、意外性の男としてチームに貢献してきたが、今シーズン、不調の選手が多いこともあってあまり目立ってはいないが、ここまで厳しい成績となっている。
フィールド外でも、グラウンド抽選でスランプにハマっており、今年の運気の悪さを指摘する声も聞かれる。
一説によると、昨シーズンから観戦に訪れていたオネーチャンの不在が、暗い影を落としているとの見方もあるようだ。
はたして、男性ホルモンの分泌とヒットの関連性は証明されるのか、医学界も注目する今後の打席とベンチ脇になりそうだ。

■楠見
これまで、空気を読まないプレーでもって、計算外の打撃を見せてきた楠見であるが、今シーズンに限っては心境の変化が影響しているのか、らしくない成績となっている。
というのも、試合開始前からグラウンドに来て充分な準備を行うなど、少なくとも時間が読めるようになってしまっており、それらがプレイに悪影響をもたらしていると見る向きがあるからだ。
はたして、空気が読めても、計算外の打撃を見せることができるのか、今後のプレーが、その答えを導き出すことになる。

■森
伊橋と同じく今シーズン入団の選手。実力の片鱗を感じさせるプレーも見受けられるが、特に打撃では空回りをして結果を残せていない。出場2試合での評価は早計過ぎるので、今後のプレーに期待しながら、その実力を見極めていきたいところだ。maikuma

■毎熊
ドーピング問題や不倫騒動、某国への不正送金疑惑など、数々のスキャンダルによるグラウンド外での活躍はご存知の通り。
しかしながら、今シーズン久々の出場となったぴあ戦では、1安打1打点の活躍で、これまでと違った動きを見せつけるなど、ベース上にたたずむ姿はなにやら父親のような威厳すら漂わせ、人生の変化を感ぜずにはいられない。
一部では身辺整理を始めたとの報道もあり、遂に青空ドリームスのセックスシンボルを返上する日も近いのか。次戦での動向に注目が集まる。

■池谷
故障者リストに入り、試合に出場していないにも関わらず、その影響を微塵も感じさせない曲者振りは、さすがの一言。
時にフィールドを熱くし、時に緊張を和らげ、時に味方すらダメージを与える言霊は、1球よりも1コールの重みを感じさせ、見事にゲームをコントロールしている。
肩の故障など気にせず、呼吸器の万全に努め、存在感を示して欲いところだ。彼の喉にチームの浮沈が託される。

 

読者の皆様。今回の特集はいかがでしたか?
今シーズン、ドリームスのプレーを間近で楽しめるのも、残念ながら、あと僅かとなりましたが、残されたゲームで、我々にどんな奇跡を見せてくれるのか、否が応でも期待が高まります。
今回の特集でご紹介できなかった個性溢れる選手達もまだまだたくさんいるので、是非その目で確かめに行ってください。

NO BLUE SKY, NO DREAMS

感想などありましたら、是非コメント欄にお寄せ下さい。

= 青スポ編集部 =

4 Comments

  1. タケヒロ より:

    そっかぁ〜!
    準備のしすぎと、時間厳守がまずかったのかぁ〜

    反省せねば!?(笑

  2. カクP より:

    いや~~ かなり充実した内容ですね~~  ここまで完成度が高いと、参加型のブログというより、りっぱなメディアのホームページですね。 見ただけで十分満足です。。。

  3. oga-chan より:

    先週末、軽い気持ちで成績表をまとめていただけなんですけど…(笑)
    未公開の写真ネタもあるな~なんてやっていたら、結構なボリュームになっちゃいました。
    もはや、ブログの趣旨から、かけ離れ過ぎ?

    まぁ、少しでも終盤戦に向けて盛り上がっていただけたら幸いです。
    ちなみに、テンション下げた人がいたらゴメンチャイ(笑)

    ついでに、編集部員も募集しよっかな!

  4. カクP より:

    先日、ロージンバッグを買いました!!

Leave a Reply